当院では、(2024年6月より)RSウイルスに対する母子免疫ワクチン「アブリスボ筋注」を接種開始しています。
「RSウイルス感染症とそのワクチンについて」
RSウイルス感染症は、生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者までかかる可能性があります。
症状は軽い風邪から重い気管支炎や肺炎の症状まで様々です。
生まれてから6か月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟であり、RSウイルス感染症にかかると、重症化することがあるため注意が必要です。
重症化した場合は、酸素吸入や点滴による補液などを行うために入院が必要です。
母子免疫の仕組みを利用し、赤ちゃんへのRSウイルス感染症を防ぐこと目的としたワクチンが「アブリスボ筋注」です。
「アブリスボ筋注」は、妊娠中のお母さんに接種するRSウイルスワクチンであり、赤ちゃんのRSウイルス感染症に対する予防効果が期待されます。
接種対象:妊娠24週から36週の妊婦様
接種方法:0.5mLのワクチンを筋肉内に接種します。
「アブリスボ筋注」は、予約制をとらせて頂いております。
ご希望の方は、当院外来スタッフ又は受付スタッフにお声がけください。