妊娠したら考えておきたいのが出産方法です。分娩方法には自然分娩や無痛分娩などがありますが、「どのように痛みをなくすの?」「何が違うの?」といった疑問を抱え、どちらを選べばいいのか悩む方も少なくありません。
出産前の準備として、無痛分娩がどういうものか知っておくと選択の幅が広がるかもしれません。自然分娩と無痛分娩の違いをご説明します。
「自然分娩」は昔ながらの分娩方法です。1930年代にイギリスの産科医であるG.ディック=リードによって提唱されて以来、多くの産婦人科などで取り入れられてきました。「分娩は生理現象で、肉体的な痛みの他には苦痛を伴わない」という考え方に基づき、医療的な介入を行わない出産方法です。
ただし、自然分娩は明確に定義されているわけではありません。そのため、医療的介入を全く行わない出産を自然分娩と考える病院もあれば、陣痛促進剤の使用などがあっても自然分娩であると捉える病院もあります。
それでも、自然分娩の考え方に対する基本姿勢として、「母体やあかちゃんに問題がない限り、体の自然な反応に任せて出産を進めていく」という点は共通しています。
自然分娩は分娩のスタイルなどによって、いくつかの種類に分けられます。
例えば、「ヒッヒッフー」の呼吸を意識するラマーズ法をはじめ、呼吸法とリラックスできる音楽を組み合わせたソフロロジー法、椅子に座ったときの姿勢で分娩を行う座位分娩、温水に浸かりながらの水中分娩などがあります。
NAKACHI Ladies Clinic(以下NLC)では、呼吸法を取り入れ、分娩間際までは自由な姿勢で痛みを逃し、分娩時には分娩台に乗ってもらい出産に臨んでいただきます。
「無痛分娩」とは麻酔を使用することで、妊婦さんが不安を感じる「痛み」を軽減する出産方法です。痛みが軽減されることで、体だけでなく心の負担も軽くなります。無痛分娩には主に「硬膜外麻酔(硬膜外鎮痛法)」と「点滴麻酔」の2つの方法があります。
硬膜外麻酔は脊髄近くにチューブを入れ、持続的に麻酔を注入していくことで腰回りの痛みを和らげます。妊婦さんの意識ははっきりしており、あかちゃんへの影響もほとんどないのが特徴です。
点滴麻酔は静脈から麻酔薬を注入し、痛みを緩和する方法です。硬膜外麻酔に比べると痛みを抑える効果は弱いものの、処置が簡単で負担が少ないのが特徴です。麻酔の効果で眠気を感じることもありますが、多くの妊婦さんがあかちゃんの誕生まで意識があります。
自然分娩と無痛分娩のどちらを選ぶかは、母体や胎児の状態を見ながら判断することが大切です。産婦人科によって方針は異なりますので、希望が通るか事前に確認することをおすすめします。
那覇市で産婦人科をお探しならNAKACHI Ladies Clinicにご相談ください。那覇市で出産を控える方のため、自然分娩はもちろん無痛分娩にも対応できるよう準備を整えています。
一般的に無痛分娩というと、硬膜外麻酔下での分娩となります。NLCでは、硬膜外麻酔無痛分娩を採用しております。
麻酔の影響で血圧が変動することがありますが、あかちゃんにまで影響が出ることは稀です。そして痛みはほとんど感じなくなりますが、ついでに陣痛も弱くなるので分晩自体は長引きます。その為、あかちゃんは多少のストレスを受けることになります。陣痛が弱いと分娩時に力が入らない為、吸引分娩となることもありますので、メリット・デメリット考えた上で選択していただきます。
那覇市のNAKACHI Ladies Clinicでは、ホスピタリティ精神を持って、快適で安らげる入院生活を提供いたします。さらに産後ケアにも力を入れています。出産を終えたママには心身ともに癒しが必要です。
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